れぐるすの丘

読書感想文

Certified ScrumMaster© の更新が近づいてきた

2022年頭に Certified ScrumMaster© (CSM®) の資格を取得してから、早いものでもう1年半以上が経った。

チームのスクラムマスターになった当初を思い出すと、スクラムという型に現在のチームを当てはめる、守破離で言うところの「守」に精一杯だったように思う。

1つの開発チームが複数のシステム・プロダクトを抱えている現職の組織的な制約がある上で、チームをスクラムの型にどう当てはめるのか?各種イベントの時間確保は?この場合のプロダクトオーナーはどうなる?といった具合だ。

色々試行錯誤して時間も経ち、チームとしてもかなりまとまりが出てきたように思う。

だが、あえて厳しい視点から見ると、少しずつチームのマンネリ化を感じることが増えてきた。 自分だけでなく、メンバーも感じているはずだ。

私自身、事なかれ主義、足るを知る傾向にあるため、正直に言って今のチームはとても居心地が良い。それなりの成果をコンスタントに出せているのも確かだ。

しかしアジャイルな組織を目指す上でこれは黄色信号である。居心地の良さにとらわれると保守的な思考に縛られ、コンフォートゾーンという蟻地獄から抜け出せなくなり、我々の成長はここで打ち止めとなる。

だから私たちは、大変だけど「変化」を受け入れ、作り出していかなければならない。

そしてその「変化」を積極的に作り出しチームを「破」に導くきっかけを作るのは、紛れもないスクラムマスターなのだろう。

モチベーションが高いタイミングで色々と勉強し直そう。